後日談。モロッコ絨毯(*注:長い)
帰国し1週間になります。
あっとゆうまに日常に戻り、モロッコにいた日々が昨夜見た夢と同じくらい虚ろになってます。
楽しかったなあ。
ワルザザードで発送した絨毯は2週間かかると言われていたけれど、帰ったら既に着いており、でんっと和室に鎮座しておりました。
無事に着いててよかった。

そして異国に着くやいなや興奮と激情に駆られ購入した絨毯達は、日本の我が家で見てもその魅力褪せる事無く素晴らしい輝きをはなっていて、ああ、もっとせめてあと3枚くらい買ってくればよかったなと、自分の物欲の強さにおののいています。

というわけで買ってきた絨毯の紹介を誰に請われているわけでもない中、自発的にやりたいと思います。
15日我が家に遊びにくる予定のお友達はどうか読まずに実物を見に来てください。
買った順にのせていきます。





マラケシュで一番最初に買った絨毯。
シンプルで素朴で嫌みのないデザインが胸をきゅんとさせます。​ちっちゃい刺繍がかわいい。
どんな部屋にも合いそう。
縦が2,5mちかくありけっこう重かった。
今回購入したほとんどの絨毯は、縦糸がコットンで緯糸がウールなので嗅ぐと羊のにおいがする。






これは今回買った物の中で一番小さくて大きめの玄関マットくらいのサイズ。
そしてちょっと古ぼけてるからか形がいびつだからか安かった。
交渉が成立してから、両替しにいかないと現金がないとお店の人に伝えると、もう戻ってこないと思われるのか、カードかディルハム意外の現金でもいいから今払ってほしいと必死で請われる。
ちゃんと戻るのに。。。
日本円の5000円札と両替手数料なのか20DH(250円)で購入。
このオレンジ色とグリーンの配色がきれい。刺繍も緻密。
残念すぎるのは、織り幅がどんどん狭まっていき全然きれいな長方形じゃない事。
刺繍をこんなに入れる前に織りをもうちょいどうにかできなかったのかなと思うけど。。。
大きなお店の地下倉庫みたいなところでこれは存在を忘れられてそうな感じだった。
マラケシュのお店はどこも大きくて大量の在庫があり、他の町の絨毯屋がマラケシュは高い高いと言い張ってたけど、全然高い感じはしなかった。むしろ値引率よかったよ。強気交渉あるのみ!





これは唯一、ウールではなくモロカンシルクと絨毯屋が言っていた素材。サボテンらしい。光沢がありさらっとしていて夏でも使えそう。重い。
縦糸はコットン。
このタイプ、もうちょっと欲しくて色々探したんだけどいまいちピンとくるものがなくて買い足せなかったのでちょっと悔いてる。
他のはこの刺繍の糸がやたらと多色使いでカラフルすぎてたり、色あせしすぎて古ぼけてるかで好きになれなかったんだけど、この買った物も以前はもう少しカラフルだったのが、色落ちしていい感じの色合いになっている事を考慮し選べばもうすこし見つかった気がする。
黄色いタイプもあったんだよなあ。買えばよかった。
明らかに化学染料で染めてて色落ちしそうな気配ぷんぷんの物も、絨毯屋はぜったいナチュラルカラーって言い張るしナチュラルカラーの進化系なのかミネラルカラーと連呼される事も多々ある。
ミネラルカラーって初めて聞いた。ミネラルファンデ的な??

買えばよかったと思うのも何人かの親しいお世話になってる友人から絨毯買えたら買ってきてほしいと頼まれてたけど、どれも思い入れ強すぎて手放せられなさそうなので困ってるから。
う〜ん、next time!

裏。裏を見ると手数の多さにきゅんきゅんするね。

ここまでがマラケシュ。
マラケシュは様子見のつもりで入った絨毯屋がいちいち立派で見てると欲しいものが出てきて、結局一日で3枚買って興奮と疲労でくらくらして、このままこの町にいると3日で破産する!と思い翌日急遽出たのだけど、やっぱり破産覚悟でもう一回行きたい。
あと2、3枚買い足したい。





これはタールダントで購入。高かった。サイズも大きい。
このスッキリしたデザインの精巧な刺繍と落ち着いた配色に惹かれる。
乾いた茶色って好きな色だわ。
ブラウンと黒の縞模様の織り生地に、刺繍糸は白いのはコットンでライトブラウンはウールのよう。

裏の刺繍がだんだんもりもりになってきた。緻密だよねえ。(うっとり)





これは上記の絨毯と同時に買った同タイプの少し小さいタイプ。
乾いた赤茶色が素敵なのと、精密な刺繍柄にぐっときた。
特に端の密度ありすぎて凸凹になってる三角の刺繍柄の部分が好き。
この盛り感たまりません。


これ誰かが作ったんだよなあ。さぞや大変だっただろう。。。
大事にします!

タルーダントは田舎の小さな町の割には絨毯屋のクオリティーはなかなかでした。
マラケシュみたいに騒々しくなく、胡散臭い人もいなくて楽しかったなあ。
絨毯は高かったけど。。。
で上の2枚がかなり高くてマラケシュの3枚より上回る金額で、モロッコ4日目にして今回の旅の買い物予算であった10万円使い果たすという事態に。。。!
でももはや夜も眠れないくらい絨毯の事しか考えられなっていて、突っ走るしかないという覚悟を決める。







タルーダント最終日に買った超細長絨毯。
70cm×350cm。
正直このサイズはいったいどうすれば日本の家で実用できるのかわからないくらい細長い。廊下に敷けばいいのか??
細長い、でもかわいい!!
この明るいキャメルブラウンとターコイスブルーの配色最高すぎる。
もりもりの刺繍ではないけど、このドリーミーな感じの柄もくらくらするかわいさなんですが。
できる事ならこの持て余すサイズ感を持て余さない為に家を建てたいくらい。
ここ絨毯屋のおじちゃんと最後の詰めの交渉の時に、向うが2000DH(25000円くらい)くらいの言い値で私が1300DHくらいを言っていて、お約束としてそこから細かく互いに妥協していく形式なんだけど、
私がラストプライス1400って言った瞬間、おじちゃんの顔が一瞬まいっかなみたいな顔をして、そのあと1600DHだって言い出したんだけど、今おじちゃん一瞬1400でいいやって思ったでしょ、顔にでてたよって聞いたらめっちゃ笑って、結局1400にしてくれたんだった。
交渉楽しかったなあ。









最後の一枚はフェズで。
この大胆かつ精密な刺繍とデザインで見た瞬間欲しくなった一品。
宝石みたいなデザインと配色にメロメロです。
見れば見るほどうっとりします。
これも高かったけど。
買った直後は財布のやせ具合に今後の日本での生活への不安に駆られたけど本当買ってよかった。
これは縦糸もウールのようで他の物に比べるとかなり柔らかい。ウール率が高いから虫害も怖いし、所々すり切れてたりと強度にも不安があるので実用したいけど実用して状態が悪くなったら嫌だな。どうしよう。。。


これで今回の絨毯はおしまい。
いっぱい買ったつもりだったけど、どれもこれも違った魅力が詰まってて眺めてるとむしろもっと欲しくなる。
底なしの物欲。
本当はもうあと2、3枚買い足すつもりだったのだけど、最後の一週間滞在した場所が田舎でめぼしい絨毯に出会えなかったんだよなあ。残念。
フェズとマラケシュの絨毯屋はまた行きたいな。
もしまた次モロッコに行くならエッサウィラにも行ってみたい。


あと最後に惚れたのに買わなくてとても後悔した絨毯の写真。
3500DH,約44000円くらいだったけど、買っておけばよかった。
今となってはタールダント遠すぎる(涙)
誰か買ってきてくれないかなあ。

















 
| | 16:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.momokokinoshita.com/trackback/185
トラックバック