welcome to Morocco
前はわりと頑張って一眼レフを持って旅行していたのに、iPhoneにしてからカメラ自体ほとんど持ち歩かなくなり、今回はどうしたものか迷ったすえ出発前日に小さめのデジカメを買いました。
それなのになかなか写真撮る行為がもう面倒で。

モロッコは街並みも人も自然もすごく絵になる光景ばかりなんだけど人にカメラを向ける事が憚られるなあ。
目に焼き付ければそれでいいかな。とか思ったり、後から写真見返してドキドキしたりしなくていいのか、って思ったり。
本当は、例えばバス待ちをしてるベンチで私の左隣にいかしたアフリカンなおじいちゃんが座ってて右隣にすごく彩度の高いサリーみたいな布をまとったおばあちゃんが座ってる状況だったりだとか、モロッコファミリーがぎゅぎゅっと詰まった列車の中で可愛い子供達に紛れてる私の状態だとかの俯瞰図が欲しい。そんなのが撮れるカメラがあれば撮いいのに。
あとはバスから見る小さな村や町がすごくいい。
土っぽい壁と装飾的なドア。
うっとりするなあ。

今回は写真をあまり撮ってない分、文章で記録しようかな。


タールダントでバスを待ってる1時間、隣に座った小学校の先生をしてるという若い女の人がWelcome to Moroccoと言ってガムをくれたり、
バスの中で隣の席だった女の人は昼ご飯休憩の時、休憩がどの位か分からないので置いていかれないように、勝手にくっ付いてきた私の分までランチ代を払ってくれるというサプライズ。
悪いからいいよーと言ったら、やっぱりwelcome to our countryと言われる。
2人とも会話が続く程の英語力はもっておらず同じテーブルで黙々とチキンを平らげる。
恰幅のいい無愛想な人だったからギャップにぐっときたな。
そもそも前夜空腹で寝られなかったのに朝のんびりしてたら朝ごはんも食べ損ね、バス停で食べれるかと思いきや、オレンジジュース屋しかいなくて(というか荷物が重過ぎて食堂まで移動できない)ジュースで紛らわしてたので一日以上ぶりの固形物、タンドリーチキンプレート心底美味しかった!
その人に倣って右手で食べました。

バスの車窓から見えるアトラスの乾いた大地に延々とアルガンの木がはえてる景色すごくよかった。
まあ、ほとんどの時間寝てたのだけれど。
アルガンオイルで有名なアルガンの木はこのモロッコのアトラス近郊だけにしかはえないらしい。

夕方サハラ砂漠への分岐点の街ワルザザードに着き、荷物が重くて起動力の無い私は、本当はホットシャワーが付いてて、Wi-Fiのある外人向けな宿を求めてたんだけど、伝えられないからタクシーのドライバーにメインストリートあたりの安い宿に連れてってと頼むと、まあそうなるよね、タールダントにつづき超ローカル安宿HOTELアトラスにチェックイン。
Wi-Fiは無いけど別料金でホットシャワーはあったので良かった。
屋上に面した窓のある小部屋は古くて狭いんだけど乾いたピンクの壁もなかなか趣きがあり好きだった。
フロントのおじさんもいい人だし。
モロッコ、おじさんによくウインクされるんだけどなんかチャーミングなんだよね。おじさんなのに。おじさんだから??


その後ふらっと入った旅行会社で砂漠行きのツアーをアレンジしてもらう。
周辺には色々見所あるのに全部すっ飛ばして翌日の夜はもう砂漠のテントで寝てるという、弾丸ぷりに申し込まれた旅行会社の人も本当に?って感じだったが。

ワルザザードは大きな街だしフランス軍の駐屯基地として作られたと本に書いてあったので全然期待してなかったんだけど、街並みはきれいで人は親切だしタクシーは安いし全くぼられたりしなくていい所だな。
ツアー決めた後にここにもう一泊してもよかったかも…と思う。


私が入った旅行会社はモロッコ在住15年のイギリス人の女性とモロッコ人の旦那さんのご夫婦が経営している会社で、私はその日最後のちょっとイレギュラーなお客だったからか、そのまま夕飯に誘われる。
楽しい夕餉だった。
相変わらず私の英語力は惨憺たるものなんだけど、モロッコでの旅行会社経営なんて、相手の語学力がどんなに足りなくても何を言ってるのかだいたい解るといった特殊能力のトップクラスの人達だと思うので、緊張もせずよく喋った気がする。
独立して1人で仕事をしてると言ったら、会社を大きくしたいのかとか、何人くらい人を雇いたいのかとかそういった話になった。
そこらへん日本語の会話だとしても、明確なビジョンがないから煮え切らない会話になるのに、英語だともうなんて言っていいやら…

奥さん、フィリシティさんはすごく感じのいい衣服を着ていて、テキスタイルが好きだと言っていて編み物セットが入ったかわいいバッグを持っている素敵な人だった。
モロッコ人男性の習性に色々溜まるものがあるらしく、異国の地で異国の旦那さんと生活するのは相当大変なんだろうなーとじんわり感じた。(すごく気ままな感じの旦那さんだった)







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