テキスタイル行脚
昨日は毎年楽しみにしてるphro-floの展示会に行ってきました。
phro-flo(フロフロ)は私がプリントでお世話になっている奥田染工の奥田さんと多摩美テキスタイルの同級生吉田さん(ご実家が呉服屋)が手掛ける浴衣のブランドです。

毎回友人と大勢でおしかけ、やんややんや言いながら長居しては目一杯試着させてもらい、ご迷惑だと思うのですが、やたら楽しいので毎年の恒例行事となりつつあり、これにて夏が始まる、もはやこれがないと夏が来たタイミングを測り損ねるような重要儀式となっています。
よしるりこと吉田さんの着付けも冴え渡り、遠慮を知らないどころか爆発的に膨らむ我らの試着欲をにこにこと受け入れ対応してくれてありがとう。
散々着散らかし浴衣ではなく手ぬぐいを買って去ってごめんね。


図に乗る我ら。


濃い色の浴衣欲しいなぁ。
新柄素敵でした。


目が覚めるような綺麗な青。
鮮やかで目立つんだけど、着る人を選ばない色。


この程よく古風で程よくポップで帯の色が赤や黒や白でイメージががらりと変わってよかった。
この柄の手ぬぐいゲットしました。


爽やかすぎて私は手が出なかったけど朝子ちゃんはとても似合ってたな。

phro-ploの展示会は月曜日19日まで代官山のギャラリーで開催中です。

ゆかた展
2014年05月16日(金) 〜 05月19日(月)
11:00 〜 20:00 (最終日は16:30まで)
http://phro-flo.com/
A.S ANTIQUES GALLERY
〒150−0021東京都渋谷区恵比寿西1-31-15 2F(1Fセブンイレブン)
代官山駅正面口 徒歩1分 ,恵比寿駅 JR西口 徒歩7分
会場HP→http://www.as-antiques-gallery.com/


そのあとスパイラルで開催中のテキスタイルデザイナー鈴木マサルさんの傘展に行ってきました。
会期:2014年5月8日(木)〜5月18日(日) 11:00〜20:00
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)

動物モチーフのがっつり刺繍日傘素敵でした。


雨傘は絵本のような明るくて生き生きとした世界観。

夏がくる前に日傘欲しいのですが、そして会場では商品と言うより作品と言った方がしっくりくる、パワーみなぎる素敵な刺繍の傘がわんさかと展示されていて、尚且つその場で購入も可能という親切さ。
それなのに。
ああ、それなのに…
やはり、服にシンプルさがまるで無い私が持つとどうしてもアイテム同士が良さを相殺し、完全にやり過ぎ感でてしまうわけで。
鈴木マサルさんご本人のギャラリートークもありました。
ファブリックも展示してあり、色の美しさや大きく描かれのびのびとした動植物モチーフのテキスタイルなど見応えありとても楽しい展示でした。
刺繍のステッチまで緻密に描かれた原寸大デザイン画(指示書?)も興味深かったです。

洋服はどんなに布を気に入っても形やサイズが合わなければ手にとってもらえない事がかなしく、その点傘はプロダクトがハッキリしてる分テキスタイルデザインを魅せる事に向いてるといったような事を仰られていて、
そういえば以前会ったファッションデザイナーの方は、テキスタイルデザイナーは布を作ってから形を考えるけど、ファッションデザイナーはどんな服を作るか決めてから布を作るから順序が違うみたいな話をしていて、
もちろんそれでファッションデザイナーとテキスタイルデザイナーを完全に区分できるわけではないですが、確かにと思う部分もあり。
確かに、と思うのと同時に、私は(YURTAO)はどっちなんだろう、超どっちつかず。
どちらかと言えばテキスタイルデザイナーな気分ですが、やはり、鈴木さん(やJUBILEEや近藤君)のような、それだけでパワフルなテキスタイルを見た後だと、デザイナーの能力差をさて置いたとしても、自分は彼らと同列でテキスタイルデザイナーではないなあ。
まあ、デジタルで柄を描く能力を全然持ち得てないのもテキスタイルデザイナーと名乗るに気後れする一大要因だけれど。

そう言えば、昨日着ていたのは秋に注文し最近納品されたspoken words projectの夏物のトップスだったのですが、spokenの展示会に行くと、テキスタイル自体の可愛さ独特さも相当なのですが、やはり服としてとても魅力的で、形、素材、柄、技法の全部からそのシーズンの物語やコンセプトがしっかり感じられうっとりします。
あのコレクションの充実感を感じると、とは言えやはり自らをファッションデザイナーとも名乗れないわけで。


昨日着ていたトップス。

長くなって、何が言いたいのかわからなくなってきました。
パワフルなテキスタイルを見てテキスタイルデザイナーともファッションデザイナーとも自ら名乗れないもやもや感を思い出した事を。
まあそれが嫌なわけではないのです。
まだこの先YURTAOがどう変わっていくのか(できれば成長して変わっていきたい)わからないので、とりあえずどっちつかず中途半端でもよいかなあと。
肩書きが必要な場面もそうそう無いですし。
物を作るのは大変だけどとても楽しいので興味のある方向に歩いていければと、なんだか取り留めのないまとめですが。

その後は、大勢でタイ料理を食べにいきました。
味が濃くてスパイしーな物を食べると大いに夏が近づいてくる気配を感じてわくわくしました。
今年の夏は、札幌の布博、東京の布博、かりんちゃんと鎌倉で展示、締めでルヴァンで小物展とイベントがたくさんあります。
今年は熱中症にならないようにがんばりますよー。






 
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